2019年08月30日

キクイムシの逆襲 ? part2

春先、その生態を調べる為に小さな虫食い穴から苦労してキクイムシを採取し
決して暇ではない会長と私はキクイムシの行動と弱点を探るべく
(殺虫剤の使用は避け)木酢液などを使って小一時間ほど研究を重ねたが
良い結果は得られなかった。決して遊んでいた訳ではありま…。

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キムイムシの生態
キクイムシはヒラタキクイムシ科を示すことが一般的です。
成虫が出てくる時期は5月~8月頃で、最も発生するのは5~6月頃と
言われています。(この時期に玉切りをすれば一目瞭然なのですが、
発生前後はなりを潜めているので気づかずに薪棚に積んでしまいます。)
夜行性でメスは木材の表面近くに産卵し、幼虫の期間は約10か月間で、
成虫となって出てくるときに穴を開けるようで寿命は1.5ヶ月と短いです。
主に、広葉樹を食害する特徴があり、針葉樹は食害しないと言われています。
針葉樹にはでんぷん質が少ないのと、導管が小さく産卵しにくいのが理由のようです。

年々増えるキクイムシの食害に木工、資材関係者は対処に苦慮しているようで、
とある県では、薬剤散布など生態系を脅かす事は避けたい、
自然にやさしい駆除方法はないものかと模索した結果
「薪にして燃やしてしまおう!!」
という方策を打ち立て、推奨しているようです。

ということは、春先から夏にかけて穴の周りは食べかすだらけでちょっと見苦しいが、
秋冬には、産卵、幼虫として木の中に潜んでいる訳だから寒い間にストーブに
突っ込んでしまえば暖房と駆除で一石二鳥である。
よって、お客様と薪屋は社会貢献の一環を担っていると
言っても過言ではないですよね。^^/





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