気合で切る!

蘇 庵

2012年12月02日 18:13

 「チェーンソーのバーが35Cmなら70Cmの木は切れるから、
今日はこれを料理しなさい。」「気合で切る!」と会長がつぶやく。




根っこの方は70Cm以上はあると思うのだが、ほぼ生木に
近いので37Cmの玉切りにしてもひと玉50Kgはあるかな。
こうなると格闘です。



私は「合わせ切り。」と呼んでいるが、手前で切ったら反対側へ行き
ずれないように真直ぐ平らになるように切り落とすのだが、これが
なかなか難しい。かけ出しの頃はチェーンソーの刃とぎがいい加減
だったりガイドバーのねじれに気づかなかったりと見るも無残な
切り口であった。が本日会長から「気合で切ったな、上手くなった。」
とお褒めのお言葉を頂戴した。



チェーンソーのメンテが疎かであると労力と時間を浪費するばかりである。
とにかく刃砥ぎだけはしっかりやらなくては。
切れなくなると力で切ろうとするので切らなくてもいい物を切ることになる。
切断時間が長くなりエンジンに負担がかかるし燃費も悪くなる。




会長の言う「気合いで切る。」とは

「チェーンソーを体の一部にしろ。」ということなのであろう。

うーん、免許皆伝だな…。^^

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