アイガモはうるさい...

蘇 庵

2014年01月21日 19:18


昨年の残暑厳しき頃、田んぼを追われたお役御免のアイガモを会長が引き取った。



池の鯉同様、災害時備蓄食料とするのか、真意は定かではないが。

名前は付けたんですか? と聞くと 

「アイガモ1号、2号、3号、4号だ! 。」^^;

愛想のない名は、やはり備蓄用食料となるのか。

朝と夕とエサを与えるのは会長の仕事となっている。

で、今朝も。

ガァー!? (会長はまだか!?)  ガァー!? (飯はまだか、腹減った!?)」と

泣き叫び右に左に行ったり来たりだ。



なかなかうるさい奴らだ。

で、会長 何時もより二時間遅れで到着。

ガァー!? (やっと来たか、遅かったな、重役出勤とはエラそうに、

 早くしろよ 飯だ、飯だ! ) 」

    なんて言ってんだろうな・・・。

で、やっと朝ゴハンにありつけたアイガモ。





  暫くは静かだったが、午後 早くも腹減ったコールが響き渡る。

  「ガァー !! 」

「チェーンソーよりもうるさい奴らだ。」

 その頃会長はアイガモのエサの事など忘れて、自作のテーブルとイスの設置に

励んでいた。



「どうたい゛これは! 紅葉の葉の色と相まって素晴らしいテーブルセットだろ。」

自画自賛の会長であった。



いゃ、それよりもカモにエサをあげてください右隅の方で叫んでます !!

      

関連記事